ぼくのからだをつくるもの
牛肉
食べもの屋の店頭に【A5】や【和牛一頭買い】と、牛肉推しの言葉をよく見かける。焼き肉も牛肉が主役だ。
でも、ぼくはそれほど牛肉に喜びを感じない。
GWに家族で焼き肉屋にいったが、牛肉を1切れ食べて満足。あとは野菜を食べた。
なぜ自分は牛肉への情熱がないのか。
子どものころ、父親の仕事の都合でインドのニューデリーに住んだ。
インドでは、牛は聖なる生き物。
食べられるとは思っていない牛たちが、道端や街のあちこちにいる。
高速道路に牛が入り込んで、牛速道路に変わっても、みんなそれほど怒らない。
40度を超える暑さのなか、人間同様、けだる気な牛たち。
まとわりつく蝿を、しっぽの先で追い払っていた。
牛と目が合うと「なんか、よう?」とぎろりと睨んでくる。
一度、あの眼を見たら、牛肉を食べる気はしない。
そんなことはなく、鶏肉や豚肉、魚介類や野菜のほうが美味しい。
写真は神楽坂にあるすき焼き屋の肉。ここは美味い。
実は、霜降りより赤身が美味い。